RheaVita
参考事例
お客様の声
Sanofi における mRNA LNP 医薬品の連続生産
チャレンジ:
連続バイオプロセシングへの移行は、LNP(脂質ナノ粒子)製造において革新的な可能性をもたらします。しかし、その実現には機器エンジニアリングや自動化技術の最適化が不可欠です。
解決策:
ナノ粒子製造のための DIANT® Jet テクノロジー と、スピン凍結乾燥を可能にする RheaLyo™ Spin Freeze-Drying テクノロジー を組み合わせることで、連続生産に対応した効率的な LNP 製造を実現します。
関連リソース:
Presentation by F. Peral, GMP Researcher, Sanofi, Waltham (MA) at the 9th Annual CCP Summit.
Pfizer におけるシングルバイアルユニットの活用
概要:
LNP、AAV、タンパク質製剤を対象としたシングルバイアルユニット*に関する実験的研究が進められています。
*シングルバイアルユニット(SVU)は、2025年現在、RheaLyo™ Mono システムです。
関連リソース:
IFPAC カンファレンス:Jacob Hamilton 氏および James Searles 氏(Pfizer) によるプレゼンテーションが公開。
Bayer によるスピン凍結パラメータ研究
概要:
本研究では、RheaLyo™ の連続スピン凍結乾燥プロセスに適用されるスピン凍結パラメータが、PEG 化ペプチド製剤の組成および安定性に与える影響を評価。
その結果、長期安定性を左右する主要因はスピン凍結条件ではなく、製剤組成および保管温度であることが明らかになりました。
関連リソース:
Schneid氏による、2025年 Garmisch-Partenkirchen Lyo conferenceでの口頭発表
Schaal 氏、International Journal of Pharmaceutics、Volume 683、2025年10月15日、126007
GSK による生ワクチンのスピン凍結乾燥
概要:
連続スピン凍結乾燥では、従来のバッチ方式(47時間)に比べ、凍結乾燥時間を大幅に短縮(わずか3時間) できることが大きなメリットです。
さらに、T0 時点および温度ストレス後におけるスピン凍結乾燥製剤とバッチ凍結乾燥製剤のウイルス感染能が同等であることから、連続スピン凍結乾燥は、ウイルスワクチンの長期安定性を維持するための信頼性の高い代替手法であることが示されました。
関連リソース:
Coriolis Pharma、RheaVita技術をお客様向けに提供
概要:
Coriolis Pharma はサービスポートフォリオを拡充し、RheaVita のシングルバイアルユニット(SVU)技術 を統合。
連続かつ制御された凍結乾燥により、新規モダリティを安定化させることが可能となり、顧客向けのバイオ医薬品製剤開発を支援します。
関連リソース:
Maitê Harguindeguy氏 による口頭発表資料、「Advanced Freeze-Drying Technologies for Drug Product Development」、The Pharma Days Geneva 2025