卓上型NMR分光計の最高峰
卓上NMRのフラッグシップ
Spinsolveは、卓上NMRとして最高水準の性能を誇る革新的な多核NMR分光計です。
従来の機種とサイズはそのまま、高い磁場安定性を有し、
卓上NMRとして感度・分解能をさらに高めた高分解能NMRが実験室で手軽に活用できます。
Spinsolve 90MHz
最も磁場強度が強力な卓上型NMR分光計

Spinsolve 90 MHz の優れた機能
- 1H 周波数: 90 MHz
- 全てのシステムで1H 及び 19F に対応、
デュアルチャンネルシステムではX核にも対応
Spinsolve 90
線幅(分解能)
- 50%信号強度での線幅:0.4 Hz未満
- 0.55%信号強度での線幅:15 Hz未満
- 0.11%信号強度での線幅:30 Hz未満
Spinsolve 90 Ultra
線幅(分解能)
- 50%信号強度での線幅:0.2 Hz未満
- 0.55%信号強度での線幅:8 Hz未満
- 0.11%信号強度での線幅:16 Hz未満
- 単一チャネルでの1%エチルベンゼンに対する感度:320:1以上
- デュアルチャネルでの1%エチルベンゼンに対する感度:240:1以上
- 勾配強化法に最適化された3D PFG勾配装備
- 拡散測定向けのオプションPFG勾配(0.5 T/m超)
- 液体ヘリウムや液体窒素などの冷媒不要
- 外部ハードウェアロックにより重水などの重水素溶媒が不要
- 優れた磁場安定性
- 反応のリアルタイムモニタリングに対応
- 簡単操作設計
- 自動サンプルチェンジャー(オプション)対応
- 卓上サイズ
- 装置寸法: 66 x 45 x 43 cm
- 重量: 115 kg
高速かつ強力な、多核対応の高度な手法による構造確認
250 mM濃度のブルシンの90 MHz NMRスペクトル




Spinsolve 90 MHz スペクトルの様々なサンプル - NMRで得られたスペクトルライブラリのウェブに移動します。
仕様
核種(Nuclei):¹H、¹⁹F、¹³C(他の核種も利用可能)
- 動作周波数: >90 MHz (1Hに対して)
- Spinsolve 90 MHz 分解能 : <0.4 Hz (50%) / <15 Hz (0.55%) / <30 Hz (0.11%)
- Spinsolve 90 MHz ULTRA 分解能: <0.2 Hz (50%) / <8 Hz (0.55%) / <16 Hz (0.55%)
- 1H 感度 (*)(シングルチャンネル): 1% Ethyl Benzeneに対して >320:1
- 1H 感度 (*)(デュアルチャンネル): 1% Ethyl Benzeneに対して >240:1
- 動作温度範囲: 18° C 〜 28° C (65° F to 82° F)
(*) 感度は、1%のエチルベンゼン試料を重クロロホルムに溶解し、単一スキャンで測定したものです。感度計算に使用した信号はメチレン基の信号であり、ノイズは芳香族信号とメチレン信号の間の信号がない領域で算出しています。
- サンプル: 外径5 mm、長さ7インチの標準NMRチューブ
- 最小サンプル量: 250 ml
- ロック方式:外部ハードウェアロック(重水素溶媒不要)
- 勾配磁場:3D PFG(パルス勾配磁場)搭載、勾配強調法に最適化済
- 拡散測定用オプション:拡散NMR用PFG(>0.5 T/m)対応可
- 装置寸法: 66 x 45 x 43 cm
- 重量: 115 kg
- 漏洩磁場: < 2 G システム周囲の全方向において
- 必要電源: 100-240 VAC, 50/60 Hz
- 自動サンプルチェンジャー対応
- オンライン反応モニタリングに最適
Spinsolve のモデル
Spinsolve 90MHz
Spinsolve 80MHz
Spinsolve 60MHz