教育・基礎研究に最適なエントリーモデル
NMRをもっと身近に ― 導入しやすいスタートモデル
Spinsolveは、最高水準の性能を誇る革新的な多核NMR分光計です。
90MHz、80MHz、60MHzのモデルと、アドオンも搭載可能。
コンパクトで軽量、低コストながら、
高分解能NMR分光を実験室で手軽に活用できます。
Spinsolve 60MHz リーズナブルな卓上型NMR
MagriteK社は、次世代の科学者たちに最先端の分析技術を教育の現場で提供し、科学の理解を深める手助けをしたいと考えています。NMR技術は、化学や生物学、材料科学などの分野で不可欠な分析手法ですが、これまでの大型装置では教育機関での導入が難しい状況でした。より多くの学生がこの技術に触れ、学びの場で活用できるようにしたいと願っています。
Magritekは、学生や教育機関でも手軽に使用できるよう、卓上型NMR装置「SpinSolve」を開発しました。これにより、学校や大学の化学・生物学の実験室で、複雑な操作や高額なコストを気にせずに、実際のNMRデータを扱うことができます。学生たちは実践的な学びを通じて、科学への興味を深め、分析技術に対する理解を高めることができます。
SpinSolveシリーズは、簡単に操作できる卓上型NMR装置で、教育現場での使用に最適です。プロトンやカーボンの分析に加え、多核種の解析も可能で、学生たちにとって実際の研究と同じレベルのデータ解析を学べる貴重な機会を提供します。これにより、科学の基礎から応用に至るまで、学生たちの学びを支援するツールとして広く活用されています。
教室、研究室、または生産ラインのいずれにおいても、Spinsolve 60は他にない手頃な価格と優れた性能を兼ね備え、時間、スペース、そしてコストを節約します。

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Spinsolve 60 MHz の優れた機能
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- 1H 周波数: 60 MHz
- 全てのシステムで1H 及び 19F に対応、
デュアルチャンネルシステムではX核にも対応
Spinsolve 60
線幅(分解能)
- 50%信号強度での線幅:0.5 Hz未満
- 0.55%信号強度での線幅:20 Hz未満
Spinsolve 60 Plus
線幅(分解能)
- 50%信号強度での線幅:0.35 Hz未満
- 0.55%信号強度での線幅:10 Hz未満
Spinsolve 60 Ultra
線幅(分解能)
- 50%信号強度での線幅:0.2 Hz未満
- 0.55%信号強度での線幅:7 Hz未満
- 0.11%信号強度での線幅:14 Hz未満
感度
- 単一チャネルでの1%エチルベンゼンに対する感度:200:1以上
- デュアルチャネルでの1%エチルベンゼンに対する感度:140:1以上
勾配磁場(PFG)
- 勾配強化法に最適化された3D PFG勾配装備
- 拡散測定向けのオプションPFG勾配(0.5 T/m超)
その他の特長
- 液体ヘリウムや液体窒素などの冷媒不要
- 外部ハードウェアロックにより重水などの重水素溶媒が不要
- 優れた磁場安定性
- 反応のリアルタイムモニタリングに対応
- 簡単操作設計
- 自動サンプルチェンジャー(オプション)対応
- 卓上サイズ
- 装置寸法: 58 x 43 x 40 cm
- 重量: 60 kg
仕様
核種(Nuclei):¹H、¹⁹F、¹³C(他の核種も利用可能)
- 動作周波数: 60 MHz
- 原子核種:すべてのモデルは ¹H(プロトン)および ¹⁹F(フッ素)を測定でき、さらに ⁷Li、¹¹B、¹³C、¹⁵N、²³Na、²⁹Si、³¹P など、1つ以上の追加核種をオプションで追加できます(その他の核種についてはお問い合わせください)。
- Spinsolve 60: 50% < 0.5 Hz / 0.55% < 20 Hz
- Spinsolve 60 Plus: 50% <0.35 Hz / 0.55% <10 Hz
- Spinsolve 60 ULTRA: 50% < 0.2 Hz / 0.55% < 7 Hz / 0.11% < 14Hz
- スピニング、圧縮空気共に不要
- 感度(※):¹H/¹⁹F に対して 200:1 超、多核種オプションに対しては 140:1 超
- サンプル: 外径5 mm、長さ7インチの標準NMRチューブ
- ロック方式:外部ハードウェアロック(重水素溶媒不要)
- 漏洩磁場: < 2 G システム周囲の全方向において
- 重量: 60 kg
- 装置寸法: 58 x 43 x 40 cm
- 動作温度範囲: 18° C 〜 28° C (65° F to 82° F)
- 必要電源: 100-240 VAC, 50/60 Hz
(*) 感度は、1%のエチルベンゼン試料を重クロロホルムに溶解し、単一スキャンで測定したものです。感度計算に使用した信号はメチレン基の信号であり、ノイズは芳香族信号とメチレン信号の間の信号がない領域で算出しています。
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アプリケーション
- 研究室
- 産業用の品質保証/品質管理(QA/QC)ラボ
- 学部教育など